バリ島の相続


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バリ島の慣習法と相続

バリ島はヒンズー教の国。

今でも村社会の慣習が強く残っています。

バリ島で仕事をしていると、私たち日本人から見ると理不尽なことが多々あります。

その1つが、バリ島の相続です。


バリ島は男社会で、親の財産はすべて男の子が相続します。

女の子は相続できないの??

男の子がいない場合は??

など、疑問があると思いますので、現実にある話を紹介します。


バリ島でつき合いのある地主さんのお話しです。

その家では、父親から兄弟2人が土地を1/2ずつ相続しました。

兄弟はそれぞれ結婚し、お兄さんの家は子供は女の子2人、弟さんは男の子2人です。

ここで問題になるのがお兄さんの方です。

日本ならお兄さんの財産は、奥さんが1/2、子供が2人なのでそれぞれ1/4を相続することになります。

インドネシアの法律でも同じです。


しかしバリ島では、そういうわけにはいきません。

バリ島の慣習では、相続は男しかできません。

子供に男の子がいない場合、相続の権利はすべて弟さんに行くのです。

弟さんが亡くなっている場合は、弟さんの子どもとなります。

インドネシアの法律の複雑さについては、ここを参考にしてみてください。


さて、インドネシアでは妻を複数人持つことができます。

ただし奥さんの許しがあって初めて2人目以降の妻を持つことができるわけですが、

さすがに最近では複数の妻を持つ人は少なくなりました。

インドネシアも国際化してきて男尊女卑の文化が薄れてきたのか、奥さんが許さないことが多いのです。

しかし、上記の状況の場合、奥さんが2人目以降の奥さんを持つことを許す場合が結構あるのです。

何もしなければ、結婚してからの財産もすべて弟に行くことになるので、

養子をもらうか、奥さんをもう一人もらい男の子供ができるまで頑張るかです。

まあ、普通は養子をもらうことが多いのですが、、、。

この家の奥さんは困ったと嘆いていますが、この奥さんは2人目の奥さんを許す感じじゃないので養子をもらうのではないかと思います。

まだお兄さんは元気ですが、何も対策をしてないので交通事故などで急に逝ってしまったら財産は弟さんにいってしまいます。

そうしたこともバリ島では普通にあることです。


次回は、もう1つ相続に関しての具体例を紹介します。

ではまた。
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日常のこと | コメント(0) | 2015/08/25 22:42
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