仕事ができるスタッフ

弊社では、バリ島で約30人の現地スタッフが働いている。

優秀な人とそうでない人がいるのは、日本と同じだ。

とはいえ、インドネシア人と日本人とでは、感覚の違いが多々あり、

バリ島に来た当初はずいぶん苦労もし、ストレスも溜まった。

そんな中で、一人の若者にずいぶん助けられてきた。

彼は日本人以上によく気が効いて、どんなに遅くなってもやるべき仕事は終わらせて退社する。

そういう意味では、彼は日本人以上に優秀な人材といえる。

とはいえ、まだ20代の若者なので仕事のスキルはこれからなのだが、

いつか近い将来、家族とともに日本の招待してあげたいと思う。

私がスタッフを判断する時に、仕事の出来不出来以上に重視しているのは、

信用できるかどうかということである。

その基準の1つが、「言いにくいことを正直に言えるか」だ。

バリ島 アクア


3年ほど前、サヌールに事務所を開いた時のこと。

バリ島では水道水は飲めないので、家庭にも事務所にもウォーターサーバーが必要だ。

そこで彼に、「ウォーターサーバーの業者を見つけろ」と指示した。

しばらくして彼は、「よさそうな業者があったので頼んでいいですか」と聞いてきたので、

「いいよ、いくらだ?」「大きなボトルで10000ルピア(約100円)です」「うん、分かった」

その後、サーバーが設置され、しばらくして請求書が届いた。

1本120円だった。

私は彼を呼んで問い質した。「100円って言ってなかったか」と。

「なぜ、金額が違ったことを言わなかったか」を聞くと、「言い難かった」とのことだった。

言いにくいことをまずいう、かけにくい電話を先にかける、というのは

私が社会人になった時に初めに教わった基本動作だ。

私は彼を叱り、言いにくいことを、まず言うように、と教えた。

それ以来、彼は忠実に守っている。

彼のスゴいところは、1を言ったら5くらいはできることだ。

昨日、彼に郵便を出すよう頼んでかえった。

今日、出社すると「昨日、郵便出しておきました」と報告してくれる。

考えてみたら、日本でも郵便を出した報告を受けたことは記憶にない。

郵便って気になるもので、朝からちょっと気分がよくなった。



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日常のこと | コメント(0) | 2015/05/22 23:09
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